インタラクティヴ年表 | Interactive Chronology


歴史を体感し、偶然に発見するための新しい「年表」の形

これは、1991年以降のメディア・アートにおける重要な作品や展覧会を、社会や技術の動向と一緒に紹介するインタラクティヴな年表です。西新宿初台にあるNTT東日本が運営する文化施設「ICC」の、4階と5 階をつなぐ大階段の一段ずつが、各年号に対応していて、来館者が階段の上に立ち止まると、その段に表示された年の情報を音声で聞くことができます。階段という通過地点に設置されているため、メディア・アートや社会にまつわる出来事を偶然発見したり、身体を使って歴史の流れを体験したりといった特徴をもっています。

現在(2008年9月)までに、ICCにおいて6か月間展示されており、3万人以上のユーザーがこの年表を体験しています。この作品は、メディア・アートを中心に展示する文化施設ならではの、メディア・アート的な手法をうまく活用した「展示設備」として稼働しています。難解な歴史を、楽しく分かりやすく伝え、歴史との偶然の出会いを促進する新しいメディア・アートの応用の仕方です。

インタラクティヴ年表は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「表示 - 継承(BY-SA)」に基づいて制作されました。この年表は、同じく「表示 - 継承(BY-SA)」が適用されている《ゲイナーカイダン》を改変して制作されています。

制作: ICC
アートディレクション:中原淳(AITIA / ICC)
プログラミング:國原秀洋(AITIA)
デザイン:中西要介
サウンド:田中信雄(AITIA)

写真提供:萩原健一

ライセンスに基づく原作者の表示
IAMAS PDP(プログラマブル・デバイス・プロジェクト)
《ゲイナーカイダン》制作メンバー
蛭田直+原田克彦+金箱淳一+佐竹裕行+柏木恵美子+赤松正行+小林茂